レビューの詳細は、EX MACHINA(Blu-ray)/エクス・マキナ/輸入盤DVDで観た映画のレビューを参照のこと。低予算の映画ながら、スマッシュヒットを放ち、アカデミー賞の視覚効果賞を受賞した注目の一品。内容はアンドロイドが自我を持つことができるかという、よくある話なのだが、その中の展開が意外な方向に向かっていくのと、テーマがA.I.の自立というテーマなので、その結末が唸らされる展開になっている。映画の中でアンドロイドのヌードも出てくるが、そのせいもあってか映画はR指定。確かに18歳未満の子供が見るにはちょっと重い内容だと思う。僕の買った輸入盤はアメリカ盤なので、当然日本語は入っていないが、どうもヨーロッパ盤のBlu-rayには日本語字幕が収録されて発売されたとのこと。それが日本での劇場公開より先だったので(というか日本での公開が遅すぎ)、多くのコレクターがヨーロッパ盤を買ったのではないかと思われる。音響は、DOLBY ATMOSに対抗するdts:Xでの収録で、世界初のリリースになっている。当然再生環境はないので、通常のdts-HD MAでの再生に切り替わるが、映画の内容からして、あまり三次元サラウンドの効果はないような気もする。物語が静かに進むので、派手なサラウンドがないというのがその感想。dts:Xでの収録ソフトはまだまだ少ないので、他の映画がどうかは気になるところ。
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