スター・トレック エンタープライズ 第79話「ヒーローたちの帰還」

あらすじ

ズィンディの攻撃を阻止し、エンタープライズは、地球に戻ってきた。クルーたちは熱狂的な歓迎を受けるが、必ずしも全面的熱狂ではなかった。一部の人間は、異星人に嫌悪を抱くようになり、エンタープライズのクルーにいちゃもんをつけるようになっていたのである。その頃、アーチャーも自分の取った行動に対して、嫌悪感を抱いていた。それを解消するために、アーチャーは山に登り、同僚と自分のした行動について、反復を繰り返す。トゥポルはタッカーと一緒にバルカン星に戻り、母と対面する。母は教師の職を辞していたが、それはトゥポルがバルカンとアンドリアの対立の秘密を暴いたことと、無関係ではなかった。トゥポルは元婚約者と再会し、彼の助けがあれば母の復職が叶えられると、という文言を得て、彼と結婚する意思を持つ。タッカーは複雑な思いでそれを見つめていた。

感想

ようやくこのエピソードでズィンディ戦が完全に終わったことになる。「新スター・トレック ザ・ネクスト・ジェネレーション」の「浮遊機械都市ボーグ」の後の「戦士の休息」というエピソードを彷彿させる事後談だが、結構割り切れない展開である。特にタッカーとトゥポルの関係が、ややこしくなっていて、これをどう進展させていくのか、気になるところである。また、アーチャーの自分の取った行動に対する疑問が、今エピソードでは、一応解決されていて、次回以降また、宇宙への好奇心が出てくる感はある。地球人が異星人アレルギーになっている点は、当面解消は無理だろうと思う。

コメント

タイトルとURLをコピーしました