あらすじ
フォン・ブラウン市をティターンズに占拠されたエゥーゴは、カミーユを偵察に出す。カミーユには、ティターンズのモビルスーツの数と、市民のティターンズへの反応を指示されていた。しかし、そのフォン・ブラウン市で、カミーユはジェリド、マウアーと遭遇してしまう。それを助けたのが、勝手についてきたカツだった。そして、ジャマイカン配下のヤザンが、勝手にエゥーゴに戦闘を仕掛け、被害がフォン・ブラウン市に及ぶにつれ、フォン・ブラウン市民のティターンズに対する憎悪が明確になる。そして、エゥーゴはフォン・ブラウン市の給電設備を占拠し、ティターンズ追い出しに成功する。その頃、ブレックスとクワトロは、地球に降りていて、連邦政府の会議に出席していた。しかし、その地球でブレックスは暗殺され、クワトロにエゥーゴのリーダーになることを希望して息をひきとる。そして、会議の結果、地球連邦はティターンズの配下に入ってしまった。
感想
物語が結構複雑な印象を持つエピソード。主はカミーユのフォン・ブラウン潜入と、ジェリド、マウアーとの対立がメインであるが、ウザキャラのカツが勝手についてきたために、カミーユが結果的に救われる、というのは、なんとも言えない感覚がある。その一方でエゥーゴのリーダーであったブレックスが暗殺されてしまうというのは、物語が暗くなる要因であると思う。ブレックス自身もクワトロがシャアであることを知っていたというのも、意味深である。そして、最強のオールド・タイプ、ヤザンが初登場するのも見所である。このエピソードから、オープニングソングが変更、バラドルの森口博子が歌う歌になっている。曲調から、物語がどんどん暗くなっていく様を感じさせる。
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