この6月の携帯キャリアの増減数の発表において、docomoがなんと、6年5ヶ月ぶりにMNP転入超過をしたことを発表したという。これはdocomoに転入したのが多いのではなく、docomoの回線を借りて事業運営をするMVNOの加入者が契約の半数以上を占めたことによるものだということである。逆にSoftBankは8年ぶりに転出超過になっているという。SIMフリーiPhoneや、docomoのiPhone参入により、SoftBankの優位性は無くなったとみていいだろう。逆に電波のつながり悪さがクローズアップされているのではないかと思う。そしてMVNOがここまで増えてくるとは思ってもみなかった。新規参入業者も増えているし、既存業者は使用容量の増大等でキャンペーンを張っているしで、MVNOは今後ますます増えてくるのではないかと思う。ただ、docomoからの回線を借りている関係上、加入者の増加と借りる回線の総数をうまく調整取らないと、遅い回線になってしまい、加入者に不満が出てくるのではないかと思う。すでに僕も加入しているIIJmioは、朝夕のラッシュ時と昼休みどきには、かなり速度が遅い。基本あまり回線速度を競わないアプリを主に使っているので、文句は出ないが、気にはなっている。この辺は今後の業者の調整次第であろう。
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