伝説巨神イデオン 第31話「故郷は燃えて」

あらすじ

今まで許可されなかった地球への着艦を許可されたソロシップ。そして軍はベス一人を呼び出す。それに同行するコスモだったが、呼ばれたベスは、軍にソロシップとイデオンの引き渡しを命じられた。そしてその説得に自分の両親も呼ばれていることを知り、軍のやり方に激昂する。軍に従わなかったために、ベスとコスモは閉じ込められてしまう。そこにバッフ・クランが新型重機動メカを持って攻撃を仕掛ける。新型重機動メカは、イデの力を吸い取ってしまい、イデオンの行動を封じ込めるというものであった。その対策で身動きの取れないソロシップのクルーに変わって、カララとギジェはベスとコスモの救助に向かう。

感想

内容的には陳腐なベスの家族物語といったところだが、ベスが家族を捨て、ソロシップを選んだというところが物語の肝だと思う。そしてベスの両親もベスを見捨てるという展開が、ソロシップの孤独さを表していると思う。ソロシップで監視の状態にあったギジェが、今回もベスとコスモの救助で、次第にソロシップの一員になっていく感じが出ていて、不思議な様相を呈している。イデの力のなす技か。

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