今日、KDDIが第一四半期の決算報告を発表した。決算内容自体にはあまり興味はないが、その中で語られた資料には関心を持ったので、記述してみる。それは2.1GHz帯のLTEの人口カバー率が90%を越したという話である。話はiPhone5の時代にさかのぼる。当初2013年3月末までにLTEの人口カバー率は96%を越すと盛んに宣伝していた。その時代に僕も「auなら電波も安定だろう」とdocomoからMNPをしてきた訳である。しかし、その人口カバー率は真っ赤な嘘。実際は70%程度しかカバー出来ていなかったのである。LTEが繋がらないのはまだ許せるとして、3G自体もなんでか知らんがパケ詰まりでまともに使えずにかなりいらいらしたのを覚えている。そしてiPhone5sになってauの800MHzLTEに対応となって、機種変代と、端末代の負債が増えることを覚悟の上で機種変し、今はストレスなく使用出来ている訳であるが、それでも2.1GHzの整備は必要ではあると思ってはいたので、今回予想より早くに人口カバー率90%を越したのは、意外という他はない。我慢してiPhone5を使っている人もそう多くはないと思うが、そういう人にもそれなりの恩恵が与えられているのではないかと思う。今後、2.1GHzのカバー率上昇とともに、新しいサービスも導入されていくと思うが、iPhone5の時のような嘘は勘弁してほしいと思うのが、1ユーザーの希望である。
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