7月8日、ディズニーの日本法人が、iTunes Storeでの自社の映像作品の配信を中止すると発表した。中止した背景には、iTunes Storeでの合意に至ることが出来なかったとある。しかし事態は急変し、わずか2日経った本日10日、再びiTunes Storeでの映像配信を再開している。その配信中止日には今年の春の大ヒット作「アナと雪の女王」のオンデマンド配信が予定されており、iTunes Store以外の配信サイトでは何の問題もなく、提供されていたことから、最初はAppleとディズニーの日本法人との間で金銭面での折り合いがつかずに、日本法人の考えで撤退をしたものの、アメリカ本社から指導が入り、急遽Appleと交渉を再開し、金銭面での折り合いを付けたのではないかと思われる。この「アナと雪の女王」については、色々いわくがあり、アメリカでのBlu-ray発売に関しては、何故か3D仕様のディスクがキャンセルされ、アメリカのコレクターはイギリス盤を入手する羽目に陥ったことや、日本盤では店頭で購入すると2D盤しか入荷出来ないが、一部ネットショップで注文すると、3D盤も同梱されるなど、何か世界的におかしな事態が起こっている。ディズニーは結構金銭面でうるさい会社なので、自社の利益を最大限に取ろうと図った結果、様々なトラブルが生じているのではないかと思われる。個人的には今のところiTunes Storeでの映画購入はしないつもりなので被害はないが、Blu-ray関しては被害を被っているので、勘弁してほしいなというのが正直な思いである。
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