「ファルコン & ウィンター・ソルジャー」シーズン1第6話「世界はひとつ、人はひとつ」(Disney+)

 あらすじ

フラッグ・スマッシャーズは、ニューヨークで会議をしているGRCの上層部を人質に取り、フラッグ・スマッシャーズの意見を世の中に反映させようとしていた。それを阻止しようとするサムは、ワカンダで作られた新しいウイングとキャップの盾を装着し、バッキーと共にフラッグ・スマッシャーズの野望を阻止し、GRCの人質を救助しようと奮戦する。その戦いには称号を剥奪され、自家製でスーツと盾を作ったジョン・ウォーカーも、二代目キャップとして戦いに参戦し、サムやバッキーを手助けする。しかし、フラッグ・スマッシャーズのリーダーであるカーリは、サムの意見を聞こうともせず、サムに攻撃を仕掛ける。シャロンも戦いに参加していたが、実は彼女はパワーブローカーだったので、カーリと銃撃戦になり、カーリは死亡する。サムとバッキーの活躍により、フラッグ・スマッシャーズの反乱は解決し、サムはGRCに対して意見を述べて、考えを改めさせた。そして、戦いは終わり、サムやバッキーは心に引っかかっていた事柄を解消させる。

感想

シーズン1の最終回である本エピソードは、「世界はひとつ、人はひとつ」というフラッグ・スマッシャーズの掛け声をベースに物語が進んでいく。GRCの5年消滅していた人に対する支援が不満なフラッグ・スマッシャーズが、GRCの上層部に対して人質を取り、彼らの言い分を聞かせようとするテロ行為を行うが、ついにキャップの盾を自分で所有することにしたサムが、真の二代目キャプテン・アメリカとして活躍するところに目の覚めるような真実がある。では、ジョン・ウォーカーはどうかというと、結構彼も最後はいい扱いを受けていたのではないかと思う。バッキーも第1話で悪夢に苦しめられていた日本人老身の息子を殺害したことを、老人に告げ、贖罪を果たしているので、完結かなと思う。でも、ポストクレジットで、シャロンが罪を許され、政府に入り込めるようになったから、パワーブローカーであるシャロンは何かしそうな気配である。シーズン2が作られるのなら、そのへん描くのかなと思う。どちらにしても、面白いシリーズだったと思う。

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