レビューの詳細は、TRON:LEGACY(Blu-ray 3D)/トロン:レガシー/輸入盤DVDで観た映画のレビューを参照のこと。1982年の「トロン」の続編的映画なのだが、ストーリーが出来がいい訳ではない。しかし、視覚効果、音響効果に凝っている映画であることは間違いなく、その方面での評価を与えたいと思わせる映画である。この「トロン:レガシー」はIMAX DIGITALシアターで何故か3D吹き替え音声で観賞している。多分映画の上映時間の調整がつかなかったものと思われるが、その時と比較しても自宅での3D&7.1chサラウンドの観賞は引けを取らないものと思われる。改めて観賞していて、ストーリーは冗長だし、CGと3D、サラウンド以外に見所のない映画だとは思う。しかしそれこそがこの映画の重要なポイントであるような気がしてならない。後はレビューの方に書き忘れたが、クオラという女性キャラを演じたオリヴィア・ワイルドの美女ぶりが、凄く魅力的に感じるところが見所と言えるかもしれない。音楽をダフト・パンクが担当しているのも、映画のテクノロジーを引き立てるのに一役買っている感覚はある。実際のところ3D映画とはいってもあまり飛び出す映像ではない。奥行き感はあるものの、見ているとついつい2Dの感覚で見ているところはある。しかし、現実世界の2D映像と比較すると、コンピューターワールドでの3Dはやっぱり違いはある。家庭用AV機器で3Dで観賞するのは難しいと思うが(それは普及しなかったからであるが)、出来れば3Dで観賞するのが正しいこの映画の鑑賞法だと思う。
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