ソニーの株主総会、出席者が去年の半分に 記念品の提供を止めたのが原因?

つい先日、大手電器メーカーのソニーが株主総会を開催した。まあその会で、今の社長である平井社長が糾弾されたとか、なんでアイボを止めたのか、と追求されたとか、話題には事欠かないが、一番関心が向いたのが表題にもある、出席者が去年の半分しかいなかったということである。どうもこれが去年まではボールペンとか、乾電池などの記念品を総会出席者には配っていたものを、今年から表向き、「総会非出席者との不公平感を解消するため」という理由で配るのを止めたことが、原因ではないかといわれているのである。僕個人は総会には出席したことはないから分からないが、どうも主婦を中心に、結構総会出席記念品を目当てで参加する人はいるらしい。それで今年からソニーは記念品を配るのを止めたため、それを察知した株主が出席を取りやめたという話になっている。個人的には記念品を止めたのは、多分費用削減の一環だとは思う。ソニーだけが電器メーカーで負け組状態で、そんな大盤振る舞いをしている状況にないのだと思う。それを察知した株主もしたたかだとは思う。今は別にして、かつてのソニーには独特の製品スピリッツがあったので、何とか回復してほしいとは思うが、今の状況では、そういうのは生み出せないのだろうなと思う。

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