Appleの株価がiPhone5S/Cの発表で、失望感が広がり、2日間で約8%下がっているという。どうもCの方の価格が新興国にとっては高すぎる、というのと、Sの新機能が指紋認証だけで目新しさに乏しい、というのがその市況の失望を買ったようである。確かにそれは言える。個人的にはLTEのバンド拡充は結構大きなメリットと思っているが、それは日本でのことであり、アメリカの会社であるAppleではそれほどアメリカ国内では重視されていないのかもしれない。何より問題なのは、スティーヴ・ジョブズ亡き後の製品の革新性が薄れていて、無難なところに落ち着いているところが失望感を買っているのかもしれない。今後Appleはかつてジョブズを追い出した後の迷走を繰り返すのか、それともIT企業のトップを維持するのか、個人的にも関心ある。
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