ヴォイジャーは珍しい惑星をキャッチする。それは自転がものすごく速い惑星で、ヴォイジャーでの1秒が惑星では1日に相当するものだった。その惑星の重力に引きずり込まれたヴォイジャーは脱出できなくなる。それどころかヴォイジャーの存在が、惑星に影響を与え、地震が多発するようになる。何とか脱出しようとするヴォイジャーだったが、その間にも惑星の住民はどんどん進化して、彼らが「スカイシップ」と呼ぶヴォイジャーに接触するようにまでなる。
すごいSF的な設定にわくわくさせられるエピソード。これまでのヴォイジャーと異星人の出会いは、同一時間軸にあるということが前提だったが、今回はそれを突き壊し、ヴォイジャーの1秒が惑星の1日に相当するという時間差で、文明がものすごい勢いで進化していく様子が観察できるという珍しい展開になっている。後半の宇宙船のパイロットとのファーストコンタクト以降は、ヴォイジャーを惑星の住民が攻撃するまでになっていて、結構ハラハラさせられる。いいアイデアのエピソードだと思う。
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