洋画の吹き替えにタレントを使い、映画ファン激怒

最近の洋画は、字幕派が減り、吹き替え派が増えていると聞く。それは字幕を読むのが面倒だからというかなり横着な理由なのだということだが、頼みの吹き替えも最近特にひどいのが、有名タレントや俳優、女優を起用して、芸能ニュースで取り上げてもらって宣伝をする例が増えているということであろう。その結果どうなるかというと、棒読みの吹き替えが増えてしまい、また映画の中の俳優と声優のイメージが合わずに、作品をぶちこわしにしている例も多い。僕個人はもう基本的にビデオで輸入盤ディスクで原語音声原語字幕という形式で見ているから被害は少ないが、今年ひどかったのは、リドリー・スコット監督の「プロメテウス」らしい。日本語字幕が誤訳で有名な戸田奈津子、吹き替えに剛力彩芽という何という罰ゲームだよという布陣だったらしい。こういうのがあるから映画ファンは離れていくのだと思わざるを得ない。映画会社は別に映画ファンを大切にしていないで、一般客を連れ込めば勝ちとでも思っているのだろうが。ますます映画館で映画を見ることが少なくなるなと、言わざるを得ない。

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