レビューの詳細は、BODY OF LIES/ワールド・オブ・ライズ/輸入盤DVDで観た映画のレビューを参照のこと。ここのところディカプリオの出演作品が続いているような気がするが、本作での演技もなかなかのものだと思う。「タイタニック」の頃の若者のイメージを見事に脱して良い感じの役者になってきたなという思いがある。それに反してラッセル・クロウは今作では見せ場なしの印象。二大スター共演という触れ込みだが、鑑賞した印象では違うなと思ったりする。中東関係の物語のため、そのへんの状況に疎い僕は見ていて話が???になってしまいがちだったが、でも作品的には出来はいいと思う。ヒットしていないのが不思議だが。リドリー・スコットもすっかり職人監督になってしまって、今作では光と影のインパクトは薄いと思う。普通の映画だなと思ったりする。
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