詳細は、BATTLE:LOS ANGELES(Blu-ray)/世界侵略:ロサンゼルス決戦/輸入盤DVDで観た映画のレビューを参照のこと。この映画が公開された時からtwitterでやけに評価が高かったので、他の作品を先送りにしてすでに米国で劇場公開済み、DVD/Blu-rayで発売済みのこの映画を自宅で鑑賞したのだが、期待はずれの感があったと思う。何故かは知らないが、一つに音響効果の面白さがないというのがあったように思う。エイリアンと米国海兵隊の戦闘シーンは物語を語る上で目玉の一つだと思うのだが、本サイトでも書いたように低音が意外に出ていないのと、ナチュラルサウンドの感覚があって、派手な感じがしなかったのが一因であろうと思う。僕の使っているアンプはヤマハのDSP-AX763という2-3年前の機種なのだが、思うにヤマハのアンプは独自のCINEMA-DSPをかけないと本領を発揮できないのではないかと思う。しかし、現行品に至るまで、dts-HD MAにCINEMA-DSPをかけられるようにはなっていないので、その迫力が多少スポイルされている感覚はある。空間的広がりが薄くなってしまうのである。そういった意味では、高音質のロスレス音声を取って再生するか、ロッシーながらCINEMA-DSPをかけて独特の空間を作るかが悩ましい選択となってしまう。
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