2022年7月16日に、「Apple認定整備済のM1 Pro MacBook Pro 14インチ スペースグレイを注文した」ことを書いている。なぜ、Apple認定整備済製品を購入したかといえば、新品より14%も安く買え、製品としてはApple認定の整備プロセスを経て、品質が保証されていること、外観も完全にクリーニングされていること、14日間の返品対象であること、1年の保証がつき、Apple Care+にも加入できることと、ほぼ新品同様の製品が手に入るからであった。僕がAppleの製品を購入するようになってからは認定整備品の購入は初めてだが、円安為替でMacの価格が大幅に上がった結果、Apple認定整備済製品を購入することは、出費を抑える購入でもあった。
スペックとしては、10コアCPUと16コアGPUを搭載したM1 ProのSoCに、16GB RAM、1TB SSDという吊るしのスペックであり、今まで使っていた2019モデルのMacBook Pro 13インチとSoC以外は同じである。
18日の月曜日の朝9時過ぎに宅配便の人がM1 Pro MacBook Proを運んできてくれた。早速開封するが、本体には当然ながら傷ひとつ、汚れひとつない。Apple認定整備済製品の出来の良さを味わっていた。セットアップを始めたが、2019年のMacBook Proからデータを移行アシスタントで移行しようとしたら、M1 Pro MacBook Pro 14インチにプリインストールされているmacOS Montereyのバージョンが古かったらしく、macOSのバージョンアップを求められた。それで、バージョンアップしたら、1時間もの時間がかかってしまった。
その後、データを移行アシスタントで移動させたのだが、Wi-Fiであることの速度の遅さか、2019年のMacBook Proに入っていたデータが550GBもあったせいか、データの移行に約5時間もかかってしまった。Wi-Fiの負荷を抑えるために、他のWi-Fiを使う気は使わないようにしていたので、結構時間を持て余した。
16時にデータ移行も終わり、諸々の設定を行なった。SafariのIDとパスワードの入力を求められるサイトでは、最初IDもパスワードも表示されず、慌てたが、iCloudにデータが保管されていたのを確認して、iCloudからデータを引っ張ってきたら、無事に使えるようになった。
アプリはいくつかのアプリがIntel CPU対応のみのアプリであるために、M1 ProではRosetta 2をインストールしないと使えないという事実もわかった。特にウイルス対策ソフトが使えないとは思いもしなかったが、Macにウイルス対策ソフトはあまりいらないかな、とも思ったので、Rosetta 2は今のところ、インストールしていない。
音楽再生ソフトのAudirvanaは、ライセンスキーの入力が必要だったので、過去のメールを探し出して、ライセンスキーを入力して使えるようにした。2019年のMacBook Proにライセンスしてある方は、認証を解除して、重複しないようにした。
一番困ったのが、Apple WatchでMacBook Proの自動ロック解除ができなかった、というところである。これは、Appleのサポートに電話をして相談し、最終的にiPhone 13 ProからApple Watchのペアリングを解除して、再度ペアリングをすることで、解決した。
とりあえずこれで、使えるようになっているのだが、流石にIntelのCPUのパワーのなさをAppleのM1 Proは遥かに凌いでいるので、動作が快適でいい。キーボードもシザー構造なので、バタフライ構造よりキーの打鍵感がある。唯一タッチバーがなくなったのには、少々操作に戸惑うところである。評判の悪いタッチバーはそこそこ使っていたので。これから、このApple認定整備済のM1 Pro MacBook Pro 14インチを存分に活用していきたいところである。
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