沖縄旅行をキャンセルする

今朝、沖縄旅行をキャンセルした。ツアーではないので、スカイマークの往復の航空券のキャンセルと、那覇のホテルのキャンセルを行ったわけである。

以前からしばしばこのブログで、「夏季休暇中の沖縄旅行1泊2日をキャンセルするか、悩んでいる」と書いていたが、今日、正式に旅行は断念してキャンセルの手続きを行なったわけである。その最大の理由は、5日から発症した夏風邪がなかなか治らず、体調が万全ではない中で、旅行をする気力が失せていた、というのが大きい。夏風邪はかなり体力を消耗し、一時は新型コロナウイルス感染かとも思ったのだが、医療機関の受診で新型コロナウイルスには感染していないことは明らかになったものの、夏風邪の症状は継続しており、睡眠も不足している。その中で旅行をするのには体力を消耗し、体がもたない、と判断したわけである。

もう一つ、キャンセルした理由は、僕の観光スタイルによるところも大きい。沖縄は新型コロナウイルスの感染拡大で医療体制が崩壊しつつある。多くの観光客は沖縄に行って、レンタカーでリゾートホテルに泊まり、ビーチでのんびりしたりするのだと思うが、僕の場合は、今回、嘉数高台公園から米軍の普天間基地を見学したり、再建中の首里城跡を見学しようとしていた。しかし、沖縄では新型コロナウイルスの感染者が拡大している中で、公共交通機関である路線バスが運休になったり、減便になったりしている状況である。車の運転ができない僕としては、バスに頼るしかないのだが、そのバスが運休、または減便では、移動できないのでは、という危惧があり、また、沖縄に行ったら楽しみの食事は沖縄大衆食堂で沖縄そばやゴーヤチャンプルーを堪能しようとしていたが、その大衆食堂が開店しているのか、観光客を受け入れるのかがわからない、というリスクをも背負っていた。つまり、旅行の楽しみの中核がそもそも今回の新型コロナウイルス感染拡大第7波で崩壊しているのでは、という可能性があり、沖縄に行っても思うように楽しめない恐れがあったのも、キャンセルした理由の一つである。

さらに言えば、夏風邪を引いたことで、新型コロナウイルス感染に対するリスクを感じているところもあり、もし、旅行中に感染してしまうと、沖縄から10日間出ることができずに閉じ込められてしまうという危険性もあり、考えれば考えるほど、旅行に行くことが危険であるという結論に達したのである。

幸い、スカイマークの那覇への往復の航空券のキャンセル料は、チケットを確保した5月からずっと片道3000円のキャンセル料のまま変わらなかったので、今日、キャンセルしても往復で6000円のキャンセル料で済んでいる。早割で安くチケットを確保していたが、それでも17000円ぐらいは払い戻しがあるので、少しは財布が助かっている。ホテルについても、宿泊前日に20%のキャンセル料がかかる程度なので、今日キャンセルすると、宿泊料全額が払い戻しで、8600円は戻ってくる。スカイマークのキャンセル料は少しだけ痛いが、それでも払い戻しはあるのでその分を別の出費に回せる。沖縄旅行については、また、別の機会にぜひ行きたいところではある。

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