今日は沖縄旅行の2日目であり、福岡に帰る日でもある。朝から首里城周辺を観光し、歴史文化に触れて堪能していたところである。しかし、昼食をどうしようと、困ってしまった。旅行に行く前は、首里城近くの「首里そば」で沖縄そばを食べようなんて考えていたのだが、気になってネットで調べてみると、日曜は定休日だった。
それで、「国際通りに出れば、何か美味しい食堂はあるだろう」と考え、首里からゆいレールに乗って、県庁前まで戻ってきたのであるが、妙にゆいレールが混雑している。そして、僕が降りる県庁前駅で、大勢の人が下車したのである。
駅では「那覇大綱挽が開催されるので、帰りの切符を事前に購入しておいてください」と駅員が叫んでいた。この時点で気付くべきだったのだが、まだ、そこまで考えは至らなかった。
で、国際通りに向かって歩き出したところ、国際通りが通行止めになっていて、何か祭りが演じられていたのである。後で調べると、那覇大綱挽の旗頭行列が開催されていたのだったが、そのせいで那覇市民が大勢歩行者通路で行列を見学していて、歩くのもままならなかったのである。
そして、その混雑は食堂にも及んでいた。最初に宮古そばを食べさせてくれる「どらえもん」という店に行ってみたが、13:00を過ぎていたのにも関わらず、順番待ち。「昨日に続いての順番待ちはきついな」と思って、宿泊したホテルのそばにあったファストフード店「A&W」に向きを変えたが、ここも順番待ちで食事が取れる状況ではなかった。
結局、早めに那覇空港に移動して、空港内の「A&W」でハンバーガーとポテト、ルートビアを食べることでようやく落ち着いたが、その時点で14:00近かった。
那覇大綱挽は大規模なイベントで、どうも新型コロナウイルスの感染防止の観点から、過去2年開催されておらず、3年ぶりの開催らしい。そのせいもあったのだろう。那覇市民の人出や外国人の姿が数多く見られた。旅行を計画した段階で、このイベントのことを知っていたら、それに合わせたスケジュールを組んだのかもしれないが、知らなかったので、びっくりしている。イベント自体は素晴らしいものに見えた。少ししか見ていないが。時間があったならば、じっくり見たいところではあった。
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