8日のAppleの新製品発表会の時から、いくつかのAppleに関する記事の中で、「今年は買い替えはしないつもりである」と書いてきた。しかしながら、新製品発表会後のさまざまなネットの情報から、購入に揺らいでいたデバイスが一つだけあった。それがApple Watch Ultraである。
Apple Watch Series 8には心揺さぶられるものはなかった。機能追加が女性の月経周期の測定機能ぐらいだからである。しかし、Apple Watch Ultraは、前の記事で何回か書いているように、大した運動をしない僕にとってはオーバースペックでありながら、その多機能ぶりに好奇心がむくむくと湧き出していて、毎日、買うか買わないかで悩んでいたのである。
まさにアスリート専用Apple Watchだけあって、激しい運動をする人にとっては十分な機能とバッテリー持ちを実現している。-20度-55度の環境に耐えうるスペック、2波受信のGPS、Apple Watch Series 8の倍持つバッテリー、山の中で遭難した時の緊急発信音搭載、スキューバダイビングに耐えうる深度40mまでの防水性能。他にも色々あるが、ここまでアスリート専用にしたApple Watchは初ではないかと思う。
僕個人で言うと、朝起きた時に朝散歩を20分するぐらいなので、Apple Watch Ultraの機能は使いきれないと思っていたのだが、ネットの掲示板の書き込みを見てもガジェットオタクが結構注文を入れているようで、気になっていた。価格が125000円と高いのと、MagSafeデュアル充電パットでの充電が難しい(サイズが大きい為、充電器の位置と合いづらい)と言う問題もあったが、最終的には、自分でこのApple Watch Ultraを使ってみたいと言う欲求の方が上回ってしまった。特にディスプレイの文字盤のデザインに惚れ込んだと言うのが大きい。
もちろん、今使っているApple Watch Series 7を下取りに出すのと、以前Appleの初売りでもらったApple Storeギフトカードがまだ何万円分か余っていたのも、最終的に予約注文を入れる決断をした要因になっている。
僕が注文したのはグリーンのアルパインループである。これは、単に納期が一番短い、と言う理由による。何日か前には12-15日の納期になっていたものが、今日現在では4-5週間の納期に伸びている。まあ、これは待つしかないと思っている。8日の新製品発表会の時点から予約受け付けていて、その時点では買う予定がなかったので、買うと言う決断をするまでにかなり時間が経過しているから、やむを得ないとは思っているが、とりあえず注文したことで、心の中の葛藤が一つ消えた気分である。後は、待つばかりであると同時に、今年のAppleの新製品発表会の祭りに遅らせばな参加できて、気分的には良いと思っている。
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