昨日、沖縄を主フィールドに活動をつづける音楽ユニット「やちむん」のデビュー30周年記念映画「一生売れない心の準備はできてるか」を見た感想などを書いた。その会場で売っていたのが、奈須重樹言う所の「公式海賊版CD-R」とアナログレコードであった。「公式海賊版CD-R」とは、映画「一生売れない心の準備はできてるか」のライブシーンの音声のみを音源化して、CD-Rに焼いたものである。監督である當間早志が了承しているだと思うが、プレス版のCDではなく、CD-Rに1枚1枚手焼きで音楽データを焼いていくのだから、まさに海賊版CDの雰囲気いっぱいである。せっかくなので記念に購入して、今日、4K UHD Blu-ray Playerとヘッドフォンで聴いてみた。昨日見た映画の雰囲気がよく出ていて、楽しいひと時を過ごせた。
で、一回聞いたところで、iPhoneでも聴けるように、MacBook Proの「ミュージック」アプリに取り込もうと思ったら、予想していたことが起こった。プレス版CDではないから、CDDBに曲名やアルバム名が引っかからず、曲名がトラック1、トラック2、….と味気ない表示になってしまっていたのである。これは、MacBook Proに取り込む前に曲名とかアルバム名とか書き換えないといけないなと思った。しかし、公式海賊版CD-Rには曲名リストも歌詞カードもない。
幸いなことに、最初の一回目を4K UHD Blu-ray Playerとヘッドフォンで聴いた時に、曲を演奏する前に奈須重樹が曲名を言ったり、楽曲の歌詞の途中に曲名が入っていたので、それをチェックしながら、やちむん OFFICIAL WEB SITEのDISCOGRAPHYで曲名を探し、正しい曲名を確認して、メモっていた。それを使って、MacBook Proのミュージックに読み込まれたCD-Rの音源を正しい曲名やユニット名、アルバム名を書き換えて、取り込んだのである。それにしても、CD-R2枚組で、総演奏時間91分ととても長いし、「一生売れない心の準備はできてるか」を含む3曲は同一トラックなので、3曲をチャプター飛ばしで聴くことができないしで、なかなかユニークな構成になっている。曲順も映画の曲順と少し違う気がする。映画で演奏されて、CD-Rに入っていない曲はありそうだが。
MacBook ProにCD-R2枚分のデータを取り込むと、僕はiTunes MatchというAppleのサービスに加入しているので、iCloud経由でiPhoneにもCD-Rの音源が同期化される。仕事が終わった後、作業し、iPhoneでも聴けるようになったことは確認した。昨日の映画は良かったので、この公式海賊版CD-Rの音源がiPhoneででも聴ける状態になると、いつでも音楽が聴ける。しばらくは聴き続けてみようかと思う。
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