今日のForbes JAPANの記事に「急速にオワコン化する「音楽ダウンロード」が迎える寿命」という内容の記事があった。前にも書いたかもしれないが、昨年度の音楽業界は、ストリーミングが圧倒的に売り上げを伸ばしていて、音楽ダウンロードは急激に販売を落としている。それを踏まえて、Forbesは音楽ダウンロードが売り上げを伸ばしたのはわずか4年であったという内容の記事を書いている。そうなったのは経済状況もあるし、買ったのに所有感を得られない、というのもあると書いている。そういう意味ではストリーミングなんか、余計所有感は得られないと思うのだが、ラジオを聴く感覚で新しい音楽に触れられるという利点はあるのかなと思っている。所有感を得るには物理メディアは必須で、CDは販売低迷が止まっている感じ、アナログレコードは売り上げが伸びている状況、という具合にダウンロード販売だけが落ち込んでいる状況のようである。僕個人は日本にいるので、リリースされる限りはCD、アナログレコードは(プレイヤーを持っていないにも関わらず)買い続けたいなと思っているのだが、どこかでストリーミング市場に再参入しなければならないと感じている。ダウンロード販売は好きなアーティストがリリースするのであって、かつCDとかでリリースしないのであるならば、購入するだろうが、あまり積極的には買わないと思う。ハイレゾ音源も市場が伸びていない状況だし。
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