Apple、MagSafeデュアル充電パッド初のファームウェア・アップデートを公開

先ほど、iPhone Maniaを見ていてびっくりしたのだが、iPhoneとApple Watchを同時にワイヤレス充電できる「MagSafeデュアル充電パッド」に初めて、ファームウェア・アップデートが降りてきたとのことである。

アップデート前のファームウェアのバージョンは186.0.0.0なのに対し、アップデート後は256.1067.0に上がるとのことである。ただ、僕もMagSafeデュアル充電パッドを持っているので確かめてみたが、まだバージョンアップはしておらず、186.0.0.0のままだった。

バージョンを確かめるには、iPhoneをMagSafeデュアル充電パッドにおいた状態で、iPhoneの設定.appから「一般」-「情報」と来て、「キャリアロック」の下あたりに「MagSafeデュアル充電パッド」の項目が出てくると思うので、それをクリックすると確認できる。当然、充電状態でないと、項目は出てこないので、確認できない。

ファームウェア・アップデートの方法は手動ではできないので、iPhoneをMagSafeデュアル充電パッドに置いてワイヤレス充電させ、その状態でファームウェアが自動アップデートするのを待つしかないみたいである。そして、ファームウェアのバージョンアップの内容は現時点で不明なので、何が変わったのかはわからない。

このMagSafeデュアル充電パッドは1個のコンセントでiPhoneとApple Watchの両方をワイヤレス充電できることから重宝していて、普段の生活での充電から、旅行時にもデスクから持ち出してホテルでiPhoneとApple Watchを充電するのにも使っている。残念なことにApple Watchの高速充電には対応していないし、Apple Watch Ultraの充電には難がある点があるということと、iPhone 14 Proだとカメラの部分が磁石の部分と干渉し、平面にならない(充電はできるが)という欠点も抱えているが、僕個人としては結構「買ってよかった」類のアクセサリーとなっている。

だから、どういう内容の変更なのかは気になるものの、ファームウェアのアップデートが来たということには期待している。

ファームウェアが適用された

この記事を書いた2-3日後、iPhone 14 ProをMagSafeデュアル充電パッドにおいてワイヤレス充電していたところ、突然消灯状態だったiPhone 14 Proのディスプレイが点灯して、充電が止まった。その時には同時にApple Watch Ultraも充電していたのであるが、Apple Watch Ultraの充電も止まってしまった。しばらくすると充電再開の合図が出てきたので、一体何かと思ったら、ファームウェア・アップデートが適用されたため、一時的に充電動作が止まったようである。充電動作が止まって再開したあと、上記のファームウェアの適用確認方法を使ってファームウェアのバージョンを調べたところ、256.0.0.0になっているのと、iOSの設定.appのMagSafeデュアル充電パッドの表示項目がいくつか増えているのを確認した。なので、充電中に充電が止まり、iPhoneの画面が点灯するようであれば、ファームウェア適用の合図だと思っていいのではないかと思う。

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