僕は、インターネットのショッピングサイトのログインメールアドレスは、多くのサイトでエイリアスを使って、あえてわかりづらいメールアドレスにしていた。エイリアスを作ったのは、フィッシングメール対策で、自分の素のメールアドレスを登録するよりは、エイリアスを使って運用した方が、フィッシングメール判別にわかりやすいのではないか、という判断があった。
しかし、エイリアスを使ったメールアドレス運用には問題点もあった。何かショッピングサイトで買い物をして、そこでトラブった時に返金を求めたりすることもあるのだが、エイリアスのメールアドレスではショッピングサイトに商品を買った証明のレシートのコピーとかが送れず、往生したことが過去数回あった。
そして、土曜日、佐野元春のライブを見て興奮したので、佐野元春の公式サイトのライブの感想コーナーに感想を書き込もうとした時に、佐野元春の公式サイトに登録してあったメールアドレスもエイリアスを使ったアドレスだったので、書き込みができなかったのである。
モヤモヤした気持ちが芽生えてきて、佐野元春の公式サイトに登録してあったエイリアスのメールアドレスを素の状態のメールアドレスに戻して、ようやく書き込みができた。
すると、他のショッピングサイトに登録してあるエイリアスのメールアドレスも素のメールアドレスに戻した方が、後々面倒がないと思い立ち、メールアドレスを変更することにした。実際、フィッシングメール自体があまりこないことも変更する気になった理由でもある。
変更するのはいいのだが、一番困ったのはAmazonのメールアドレスである。Amazonのサイトで変更するのは簡単だったのだが、考えたらiPhoneにはショッピングアプリはあるし、Alexaアプリはあるし、Prime Videoアプリはあるし、Kindleアプリはあるしで、その変更は面倒だった。iPhoneだけでなく、iPad ProにもApple TV 4Kにも同じようにアプリがインストールされているので、すべてログアウトしてからログインし直しを行わざるを得ず、手間だった。
さらに、Kindleアプリではメールアドレスを変更したら、購入した書籍のデータが消えてしまって、復活させるのが骨だった。Amazonのチャットサポートに問い合わせて、結局Amazonのパスワードも変更、Kindleアプリのサインアウトとサインイン、Kindleアプリのアンインストールと再インストール、他の立ち上げていたアプリの強制終了を行い、変更したメールアドレスとパスワードでログインしたら、認証画面が出てきてそれを認証したら、ようやく消えた書籍データが復活した。
手間はかかったが、これで今後ショッピングサイトでの購入トラブル時の対応や、佐野元春のサイトでのライブ感想書き込み等に困ることは無くなるとは思う。まだ、ショッピングサイトで実際に購入してはいないので、油断は禁物だが、多分大丈夫だろう。
コメント