2-3日前の記事で、僕が持っているBOSEの5.1chスピーカー、ACOUSTIMASS 6 IIIにリコールが出ていることを書いた。幸い、僕の持っているシステムはリコール対象外だったのだが、買ってからすでに12年が経過し、そろそろスピーカーも買い替えなのかな、と考え始めた。
とはいえ、この前CINEMA 70sを買ったばかりだし、ボーナスの支給もまだ、スピーカーを5.1.2ch分買い替えるとおそらく20万円するばかりか、部屋にいろいろある荷物を大幅に整理、廃棄しないとスピーカーの置き場がない、という状態なので、すぐにはスピーカーは買い替えないし、もし買い替えたら、ソニーの4Kテレビのスタンドを調整し直さないとセンタースピーカーで画面が隠れてよろしくないので、スタンドの調整にはどこかオーディオショップでスピーカーを買う引き換えに依頼せざるを得ないかな、と思っていて、先が思いやられるところではある。
そんな中、スピーカーは買い替えないが、BOSEの5.1chスピーカーのフロント2chの置き場だけは、少し変えられるな、とは思った。CINEMA 70sでDOLBY ATMOSの再生をすると、頭上と背後の定位は素晴らしいのだが、なんか前方の定位が希薄な感じがして、その理由がフロント2chのスピーカーの位置にあるような気がしたのである。
フロント2chのスピーカーはBOSEお得意のキューブ型フルレンジスピーカーで小さいので、今までテレビの裏に隠して置いていた。センターはテレビの前にあるのだが、フロントがテレビの後ろという配置でアンプの設定とかもしていたのであるが、YAMAHAの時にはそれでもよかったのだが、CINEMA 70sにしてから、もっとピュアオーディオ寄りで配置できないかな、と思うようになった。
理想は4Kテレビの真横に置くのがいいのだが、今の部屋の荷物の置き場を考えると、テレビの右側はBOSEの重低音用のスピーカーが鎮座していて、左側はレーザーディスクのラックが鎮座している、という格好になっていた。そして、それぞれの上にいろいろ荷物を置いているという状況だった。
BOSEの重低音用スピーカーと、レーザーディスクラックの高さの差は3cmあり、まず、これを埋められるか考えた。荷物の多い部屋を見渡すと、会社の研修用に買わされたビジネス本があり、これが大体厚み3cmだったので、レーザーディスクラックの上に置けば、BOSEの重低音用スピーカーの高さのと差は埋められる。それで、重低音用スピーカーとレーザーディスクラックの上に置いてあった荷物をとりあえず脇に移動させ、空間を作って、BOSEのフロント2chのスピーカーをテレビの真横に配置した。
フロントのスピーカーの位置を変えたので、CINEMA 70sのセッティングはやり直した。フロントとセンターのスピーカーの極性が逆相と出ていたので、配線をやり直し、フロントとセンターのスピーカーは逆に配線し直した。それでもテストするたびにどこかのスピーカーが逆相になるのだが、完全一致は諦めて、フロントとセンターの配線は逆に繋ぐところだけで完結させた。
設定も終わり、いくつかのDOLBY ATMOSのデモ音源を試してみたのだが、前は希薄で定位感の薄かった前方の音源の定位感は増しているように感じられる。スピーカーの極性もできるだけ合わせたので、オブジェクトの位置が明瞭になっている。
しばらくテストをしながら映画を見ていくことになるが、どこかで部屋を整理して、スピーカー買い替えも視野に入れないといけないかなとは思う。予算と、色々な課題解決をした上であるが。
コメント