あらすじ
ロキとメビウスは1977年の神聖時間軸のイギリスにタイムトラベルをした。シルヴィのいた痕跡がその時間軸にあったからだが、ロキはこの時間軸にはシルヴィはいないと察していた。神聖時間軸にはブラッドという俳優がいたのだが、彼はTVAの一員であった男であり、シルヴィの真の所在地を知っている可能性のある男だった。ブラッドはロキとメビウスから逃げようと企むのだが、ロキの魔術にハマり、囚われてしまい、TVAに連れて行かれる。ブラッドが持っていた装置をロキとメビウスは独自に解析しようとするが、二人ではできなかった。シルヴィの真の居場所を聞き出すべく、ロキとメビウスは二人で芝居を企んでブラッドを拷問にかける。その結果シルヴィがいる分岐時間軸にロキとメビウスは移動でき、ロキはシルヴィと会話するが、シルヴィはTVAのことを心配していなかった。その頃ドッグス将軍は分岐した時間軸を剪定すべく、部下を分岐時間軸に送り込んで時間軸を次々に破壊していった。
感想
第2話は、TVAの崩壊を食い止めるべく、ロキとメビウスがシルヴィの居場所を探すという人探しの展開になっているが、シルヴィの居場所を知っているのが、元TVAの職員であり、神聖時間軸で人気俳優として活躍しているブラッドという男であることからの彼に対する秘密の聞き出しというスリリングな展開の話になっている。しかも、ブラッドも簡単に口を割らない男なので、ロキとメビウスがどうやってブラッドの口を割らせようとするのかが、物語のキーポイントになっており、そこに至る展開が面白いところである。そして、ロキがシルヴィと再開してからの展開が結構絶望的な展開であり、この先のストーリーが読めないようになっている。今回もなかなかテンション高い展開であり、次回に期待できそうである。
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