あらすじ
ハマーンは、コロニー落としの後、再び宇宙に戻った。それを追いかけて、アーガマのクルー達も宇宙に戻ることになる。しかし、大気圏突破能力のないアーガマは、そのまま地上でカラバに使ってもらうことになる。シャトルで宇宙に上がったジュドー達は、ラビアン・ローズに到着し、新造艦、ネェル・アーガマを見ることになる。しかし、エゥーゴの上層部の判断は、ジュドー達子供を排除し、正規兵だけでネェル・アーガマを運用するということだった。それに反発するアーガマのクルー達だったが、そこにコロニー落とし作戦を指揮したマシュマー・セロが、新たな部下、イリアを伴って攻撃してくる。ジュドー達は、エゥーゴの上層部の判断に逆らって、独自にマシュマーの攻撃に対処する。そんな中、エゥーゴの正規兵やシンタとクムたちが、宇宙に放り出されてしまう。それを回収するために、ブライトがシャトルで宇宙に出て、そのままラビアン・ローズに戻っていく。ネェル・アーガマは、ビーチャの指揮のもと、独自に運用していくことになる。
感想
再び舞台を宇宙に戻しての最初の話は、アーガマの後継戦艦、ネェル・アーガマの登場と、ジュドーたちに対するエゥーゴの上層部の冷たい判断、それに反発しつつ、再登場したマシュマー・セロの攻撃に対処するジュドーたちの活躍が描かれている。物語の前半部では、コメディータッチだったため、お笑い要員キャラだったマシュマー・セロだが、ストーリーがシリアスに変わった後半での再登場では、シリアスキャラに変貌しているのが、ポイントかと思う。しかも、新たな部下、イリアという女性パイロットまでいるという強敵ぶりである。一方、ネェル・アーガマは、結果的にブライトが艦から去り、ビーチャの指揮の元、ネオ・ジオンと対峙していくことになるのが今後の展開を示唆している。ジュドーたちが宇宙に上がる時、一瞬セイラとリィナが登場するのも意味深で、なんでセイラとリィナが一緒なの?という疑問を抱かせている。
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