∀ガンダム 第8話「ローラの牛」

一応の休戦協定を結んでいるムーン・レイスとミリシャだが、末端の兵士や地球の人々との間ではいざこざが続いていた。そんな中月から偵察任務で地球に降りてきた中年男が、家族を救おうとムーン・レイスに異議申し立てをする。子供のミルクが手に入らないと嘆く中年男にロランやキース、フラン、ソシエは家畜を探して彼の窮状を助けようとするが、その行為をミリシャの作戦と勘違いしたポゥによって邪魔されることになる。

ものすごくゆったりとしたエピソード。だが最後でロランが自分の正体を自らバラすなど、重要なエピソードでもある。物語としては、戦闘シーンがメインではなく、ドラマのニュアンスが多かったが、意外と面白い。ソシエがロランたちの関係を疑うというのは後々考えるとユーモラスですらある。しかしロランの正直者ぶりにはちょっと驚かされるものがある。

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