あらすじ
アベンジャーズ・タワーではクリスマスパーティーの準備をしていた。指揮をとっていたのはマリア・ヒルで、ハッピー・ホーガンはセキュリティ担当、ダーシーは食事担当だった。
そのアベンジャーズ・タワーにトニー・スタークを憎むハマーが現れ、アベンジャーズ・タワーを制圧してしまった。ハマーはスターク・エクスポを妨害してスタークに倒され、刑務所に入っていたが、その間にハルクの血清を自分に打てば無敵になれると踏んで、アベンジャーズ・タワーに押し入り、ジャービスのコントロールを奪い取って制圧をしたのである。
ハマーはハルクの血清を探していたが、ハッピーもその事態を知り、一人でハルクの血清をハマーに渡らせないよう動き回る。しかし、見つけたハルクの血清を間違って自分に打ってしまい、自身がハルク化してしまう。
ハルクと化していくハッピーだったが、ダーシーにジャービス奪還の指令を与えて、自身はハマーとその部下たちと闘いに挑んでいく。ハマーがジャービスのコントロールを奪い取ってしまったため、無人のアイアンスーツがハッピーの前に立ち塞がるが、ハッピーも持てる力を出し切ってハマー打倒に向けて動く。
感想
配信日がクリスマス・イブということで、ストーリー展開がどことなく「ダイ・ハード」っぽい内容の話である。ラストもクリスマスを祝うラストになっているが、登場キャラが脇役ばかりなので、それは面白い展開になっている。
話は「アイアンマン2」でトニーの敵になっていたハマーが刑務所でもし自分をハルク化したら、という仮定の話から始まっているが、今回ハルクになるのがトニーの友人であるハッピーというのが面白い。ハッピーが「ダイ・ハード」のジョン・マクレーンよろしく単身ハマーと戦う姿は、クリスマスっぽい展開である。
その他のキャラも一応アベンジャーズの面々が登場はするものの、ラストだけであり、活躍するのはハッピーと「マイティ・ソー」に出演したダーシー、ニック・フューリーの部下のマリア・ヒルと本当シリーズを見ている人にしかわからない脇役キャラばかり主役に添えた話であり、そこはかとなくおかしい。
ハッピーがハルク化してしまい、暴走するのは笑える。で、ハマーはハマーでハッピーと戦うのにハルクバスターを身に纏ってしまうという展開も笑える。
全般的に楽しいクリスマス・イブを過ごせるように、という意識のもと作られたストーリーであり、ファンな内容だった。
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