レビューの詳細は、DUNE/デューン 砂の惑星(4K UHD/iTunes Movies)|Apple TVで観た映画のレビューを参照のこと。
2024年3月8日から「デューン 砂の惑星 PART2」が先行上映されると聞いているので、IMAXシアターで鑑賞した前作の「DUNE/デューン 砂の惑星」を復習しようかと、AppleのiTunesで買っておいたデジタル配信版を今日、鑑賞した次第である。
元々は、この映画は輸入盤4K UHD Blu-rayを買うつもりだった。しかし、コロナ禍の中、Amazon.comで注文したところ、間違ってただのBlu-rayが届いてしまい、返品に苦労した記憶がある。そのため、ディスクメディアで買わずにバーゲンで安くなっていた配信版を購入して、今日鑑賞に至ったのである。
映画自体はIMAXカメラで撮影されているので、IMAXシアターでは1.90:1もしくは1.43:1のアスペクト比のシーンも多々あったかと思うのだが、家庭用ビデオメディアでは2.39:1のシネマスコープサイズで固定されている。なのでIMAXシアターに比べれば、上下の映像がトリミングされていることになり、映像の迫力という点では多少犠牲になっている。
それでもネイティヴ4Kでの高精細の映像とDOLBY VISIONによる素晴らしい色彩管理は魅力的だし、DOLBY ATMOSのサウンドトラックは配信とは思えないほど圧倒的で、音圧の高さにビビるところで高評価を与えたい。もちろん、音の配置自体もイマーシヴで臨場感に溢れている。
映画自体はかなり長いと思うが、それでも原作の途中までしか描かれず、続きは「PART2」で、という展開には、原作小説をどこまでリアルに映像化できるかに挑んでいるようで、好感が持てる。ただ、上映時間が長いので、視聴するのに気合い入れる必要があったのも事実である。
結果的には「PART2」の上映開始前に作品世界の復習ができて、良かったと思っている。「PART2」を見に行く気力があるかどうかはわからないが、できればIMAXシアターで見たいなと思わせる作品である。
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