3月に有機ELテレビが故障したため、パナソニックの4K液晶テレビ、TH-55LX950に買い換えた話は以前書いている。僕的にはなるだけ安価でかつ55型のサイズで、4K/DOLBY VISIONのもので寿命が長い液晶パネル、という選択肢の中でこのモデルを選んでいる。このモデルの発売は2022年春のことなので、すでに型落ちで価格はそれなりに安かった。
TH-55LX950を買ってから使い出していて、ようやくその画質に慣れてきたところであるが、ニュースでBCNという調査会社が家電量販店などの協力会社から得た売上情報をもとに販売ランキングを発表していたのでそれを見たら、4K/BS/CSチューナー内蔵テレビの売り上げでなぜか8位にこの製品がランクインしている。このモデルの後継機種も発売されているのだが、そちらはトップ10圏内には入ってこないのである。
BCNのランキングだとレグザの人気が圧倒的に高いのだが、型落ち品で発売開始から2年も経過しているTH-55LX950の売り上げがトップ10圏内に入っているのは、ちょっと不思議である。物価上昇でテレビに出せる金額が制限されていて、性能的には最新モデルと大きな違いのなさそうなこのモデルが格安で売られているので、買う人が多いのでは、という推測は立つが、真相は不明である。
まあ、確かに15-6万円程度で4K/DOLBY VISION/HDR10+対応で、かつBS4Kにも対応しているテレビで55型というのはそうそうないから、お買い得だと言えなくはない。画質にこだわる人には液晶なので若干不満も出そうだが、そうじゃない人には割とおすすめだと思う。
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