レビューの詳細は、STAR TREK:GENERATIONS(4K UHD Blu-ray)|ジェネレーションズ/STAR TREK|輸入盤DVDで観た映画のレビューを参照のこと。
以前、「STAR TREK:THE NEXT GENERATION 4-MOVIE COLLECTION」という4K UHD Blu-rayのBoxセットを買い込んでいたのだが、見るタイミングを逃していた。ただ、先週あたりにネットで「ジェネレーションズ/STAR TREK」が2024年11月18日に劇場公開30周年を迎えた、というニュースを見て、久しぶりにビデオで映画を見直すかな、という気になっていた。
「ジェネレーションズ/STAR TREK」の劇場公開30周年を記念して、ParamountはApple Vision Pro用にこの映画の特別映像を配信したようである。YouTubeでその告知がされていたので、YouTubeの告知動画を見ても、やはりこの映画を見直したいという気持ちは強くなっていった。
この映画の4K UHD Blu-rayは当然輸入盤だが、情報で日本語字幕、吹き替え音声付きとは聞いていたので、視聴は苦にならないと判断して、今日、20年ぶりぐらいに鑑賞し直した。前に見た時には輸入盤DVDだったと思うので、画質、音質はアップグレードしているだろうとは思っていた。
作品を改めて見たが、上記レビューでも書いたが、「新スター・トレック:ザ・ネクスト・ジェネレーション」の映画版4作の中で、最もテレビドラマの雰囲気を漂わせた作品だと思う。テレビドラマ放送終了直後に制作されたというのが理由として大きいが、監督や脚本家がテレビドラマの中心人物である事も大きな理由だと思う。
そして、身内の死を最近体験した身として見ると、家族の絆とか人生の歩み方など、結構重たいテーマをSFという枠の中にうまく収めているなという思いがした。レビューでも書いたが、映画としての評価は低いが、僕の中では割と好きな映画である。次回作の「ファースト・コンタクト」よりも好きかもしれない。
映像は4K/DOLBY VISIONなのだが、バキバキの高画質、高彩度の映画かと言われると違うと言わざるを得ない。どこまでいってもフィルムのトーンが貫かれている作品に仕上がっている。なので、フィルムの映画を自宅のDOLBY VISION対応テレビで再現している感覚になる。
音響もDolby TrueHD 7.1chなのでチャンネルベースである。ただ、音の配置は平面ではあるものの観客を取り囲むように設計されているので、飽きが来ない。映画の映像のシーンに寄り添う音の鳴り方が心地よいのである。
そして、前述のように日本語字幕、吹き替え音声付きなので、視聴はすごい楽である。ただ、前提として「新スター・トレック:ザ・ネクスト・ジェネレーション」を最低一回は見ていること、という条件はつく。見ていない人がこの作品を見てもわかりづらいと思う。
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