最近、ChatGPTを使う機会が増えている。このブログの記事も基本的にChatGPTで校正してリリースしているし、調べ物もChatGPTで済ませることが多くなってきた。
そんなChatGPTだが、iOSおよびiPadOS用のアプリのバージョンが「1.2025.049」以降になると、iPhoneとiPadのSafariのデフォルト検索エンジンとして設定できるようになるという話を25日に聞いた。
しかし、その時点ではまだChatGPTのアプリが「1.2025.049」にアップデートされておらず、設定することができなかった。そのまま出張に出かけ、27日にコンサルタントの話を聞いて衝撃を受け、「家に戻ったら、iPhoneとiPadのSafariのデフォルト検索エンジンをChatGPTに変更して試してみよう」と決めた。
そして今日の午前中、時間があったので実際に設定してみた。設定方法は以下のとおりだ。
- 「設定」アプリを開く
- 「アプリ」→「Safari」を選択
- 「機能拡張」→「ChatGPT検索」へ進む
- 初期状態でOFFになっている「機能拡張を許可」をONにする
これで基本的な設定は完了だ。しかし、このままではChatGPTをSafariの検索エンジンとして利用できない。Safariのアドレスバー左にあるアイコンをクリックし、ビックリマークのついている「ChatGPT検索」を選択することで、ChatGPTをデフォルトの検索エンジンとして使えるようになる。リスクを感じる場合は、この設定を「1回だけ」にしておけば、一定時間経過後にGoogleへ戻るため安心だろう。
検索方法はGoogleとは大きく異なる。Google検索では短いキーワードを並べて検索するが、ChatGPTの場合は文章として質問する必要がある。そのため、検索のアプローチが変わるだけでなく、検索結果自体も大きく異なってくる。Googleでは関連するWebサイトのリストが表示されるが、ChatGPTは質問に対する文章での回答を直接提示する。
しばらくの間、iPhoneとiPadのSafariでChatGPTをデフォルト検索エンジンとして試してみるつもりだ。長年、検索結果としてWebサイトの候補を提示されるのが当たり前だったが、ChatGPTを活用することで検索の概念そのものが大きく変わるかもしれない。
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