トランプ大統領の相互関税政策により、資産が乱高下

ここ最近、世間を賑やかしているのは、アメリカ合衆国のトランプ大統領が発令した相互関税の政策である。トランプ大統領が就任してから、ずっと言い続けてきた相互関税がここ2-3日で本気で発動してしまった。相互関税の発動により市場相場は大混乱をしてしまい、株式などが大幅下落している。そうかと思うと、トランプ大統領が報復処置を取らなかった国に対しては相互関税の発動を90日間だけ停止すると表明したこともあって、下落していた株式などが上昇するなど、まさに乱高下の世界である。

僕自身も当然自分の資産に対してその影響を大幅に受けている。一番影響を受けているのは確定拠出年金である。資産のかなりの部分を株や債券に割り振っていた。去年、マンションを買った時でも確定拠出年金の儲けが大きかったことも影響している。その確定拠出年金が数百万円単位で下落しているので、痛い。もっとも、亡くなった母の生命保険の死亡支払金が銀行預金に入っているので、下落した分はカバーできているとも言えるが、極端にいえば母の遺産のうち今のところ手元に入ってきている分は消えてなくなっている。

この状況は問題はあるのだが、何か動ける方法はあるかというと、動ける方法はない。ないというか当面様子見で資産は塩漬けしておくぐらいしかないように思える。間違っても損切りで株とか売却はしないほうがいいだろうと思っている。投資している額は老後の資産として考えているので、まだ使う機会があるのは何年も先だし、確定拠出年金はそもそも相当先にならないと満期にならないはずである。

トランプ大統領の政策に不満を持っている人はアメリカ国内外でかなりいるし、アメリカが強くなるという趣旨で始めた相互関税が失敗すれば、さしものトランプ大統領も政策を考え直させざるを得ないと思っている。どちらにしても、現時点では様子見がいいだろうというのが僕の判断である。

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