税理士から母の遺産分割協議書のドラフト案が出てきたので、父と弟に確認をもらう

2月半ばに母の遺産を相続する相続人が確定し、その遺産をどのように分割するかについて、税理士に遺産分割協議書の作成を依頼したことは以前にも書いた。

母の遺産を父、僕、弟の三人で三等分するという意向は、父からの要請であった。本来、母の生命保険の死亡保険金は受取人固有の財産となり、遺産とはみなされず、遺産分割の対象外である。しかし、母の死亡保険金を父と僕がかなりの額を受け取っていたため、そのまま母の残した遺産を三等分すると、弟の取り分がかなり少なくなり、不満が出ることが予想された。そこで、死亡保険金も含めて母の資産全体を三等分する形にしたいと税理士に依頼し、そのために必要な書類や保険金支払証明書などを税理士に送付していた。

一昨日の金曜日、税理士から郵便が届き、遺産分割協議書のドラフト案が送られてきた。僕の意図通りの内容になっていたが、これを父と弟に確認してもらい、正式な書類を作成し、三人で実印を押さなければ、最終的に母の遺産処理が完了しない。

父は時間が取れると思っていたが、弟が都合をつけられるかが分からなかった。そこで、一昨日の金曜日に弟にiMessageで「実家に集まって説明したい」と伝えたところ、「今日なら、子供も行きたいと言っているので行ける」という返事があった。翌日、父に電話をすると、父もその日なら大丈夫とのことだったため、実家に集まることにした。

実は、弟の子供、つまり僕の姪の一人は体調不良のため、正月の新年挨拶ができていなかった。現在は回復していたため、正月から2ヶ月経ったこの日、弟家族と改めて新年の挨拶を交わすことになった。

まず、2ヶ月遅れのお年玉を姪に渡し、その後、昼食をとりに出かけ、談笑してから実家に戻った。そして、ようやく本題である遺産分割協議書のドラフト案を父と弟に説明し、この内容で進めたいので了承してほしいと伝えた。

最大の懸念は弟の反応だったが、母の死亡保険金を含めて調整した結果、大体三等分となるようにしたため、弟から異論は出なかった。父も特に問題はないとのことで、ドラフト案のまま進めることになった。

今後は税理士に連絡を取り、遺産分割協議書を正式な書類として作成してもらい、僕のもとに送付してもらう手続きを進める。正式版が届いたら、再び弟にも実家に来てもらい、実印を押してもらうことで遺産分割協議書を成立させたい。

また、今回の集まりでは、遺産相続にかかる費用の負担についても話し合った。窓口となっているのは僕であるため、当面の費用は僕が立て替えるが、最終的に確定した金額を父から僕の口座に振り込んでもらうことになった。100万円には満たないが、それでも数十万円の費用がかかる見込みであり、僕の取り分から差し引くのは負担が大きい。特に、窓口として作業をしているにもかかわらず、その分の上乗せもないのだから尚更である。父が受け取った死亡保険金の額は、僕と弟が受け取る遺産額より約200万円多いため、最終的には父に負担してもらうつもりである。

コメント

タイトルとURLをコピーしました