あらすじ
ネバーモア学園の夏休みの間、ウェンズデーは未解決だったミネソタの頭剥ぎ事件を追いかけてミネソタに行き、犯人に接触するのだが、逆に犯人に捕まってしまう。頭剥ぎ事件の犯人はウェンズデーの頭も剥ごうと試みるのだったが、ハンドの手により倒されてしまい、事件は解決した。
夏休みも終わり、ウェンズデーはネバーモア学園に戻ることになった。今度は弟であるパグズリーもネバーモア学園に入学するので、姉弟でネバーモア学園で生活することになる。
その頃、ショップの不倫事件を追いかけていた探偵が、カラスの攻撃を受けて死亡する事件が起こる。後で事件の処理をしている警察のところにウェンズデーは首を突っ込む。
ネバーモア学園では、ウェンズデーはヒーローに祭り上げられていて、本人は迷惑がっていた。そのウェンズデーを狙う何者かがいた。ウェンズデーの姿を写真に撮り、脅しをかけてきていた。
ネバーモア学園の園長はバリーという男に変わった。また、学園には夏休み前の同級生たちが戻ってきていた。パグズリーは、敷地内の髑髏の木下に死体が埋まっているという話を聞いて、学園の祭りの際に死体を確かめようと試みる。
ウェンズデーが書いていた小説が、ウェンズデーを狙うものに奪われ、薪の中に放置されてしまう。薪に火がつけられてしまったのであるが、ウェンズデーは間一髪で小説を取り戻す。そして、バリーの要請により演説はするのだが、学園生たちの期待を裏切る演説に終始する。
取り乱したイーニッドはウェンズデーを追いかけるのだが、イーニッドに触れたウェンズデーは、イーニッドの死を予知してしまう。それはウェンズデーが関係していた。
感想
Netflixで配信されるや否や、大人気ドラマとしてその名を記録することになった「ウェンズデー」。シーズン1の終了から早1年半以上が経過し、ついに始まったのがシーズン2である。今回も制作総指揮、監督にティム・バートンが関わり、ウェンズデーをジェナ・オルテガが続投しているので、ダークで不思議なイメージを持った作品が戻ってきたと言える。
シーズン1で事件を解決してしまったウェンズデーが、ネバーモア学園のヒーローに祭り上げられていて、本人が迷惑がっているのが面白い展開である。ウェンズデーは相変わらずニコリともせず、顰めっ面で色々動くのが、魅力的である。
今回は、弟であるパグズリーも学園の生徒になり、また母が学園の資金調達の委員長になるかならないか検討をしている、という設定なので、前回以上にアダムス・ファミリーとしての関わり方が強くなる気がする。
シーズン1から引き続き登場するイーニッドやビアンカなどのキャラクターに加え、新学園長のバリーなどユニークなキャラが登場するので、今後の展開に期待がかかる。
そして、今回は、ウェンズデーを付け狙う何者かがいることと、どうもウェンズデーの友人であるイーニッドがウェンズデーのせいで死んでしまうという予知をウェンズデーがしてしまったことが、物語の骨子になりそうである。また、謎多き展開で、楽しみが増えた感はある。
映像、音響は4K/DOLBY VISION/ATMOSという最強仕様で配信されているので、ダークな色調を高精細な解像度で堪能でき、DOLBY ATMOSによるイマーシヴ・サウンドがその効果を絶大なまでに押し上げている。
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