レビューの詳細は、disturbia/ディスタービア/輸入盤DVDで観た映画のレビューを参照のこと。この映画、ヒッチコックの「裏窓」を意識した作りとなっているとのことだが、実は僕は「裏窓」は観たことがない。なので本サイトのレビューではそのことに言及しなかった。事前情報としては知ってはいたが、意識しないようにして鑑賞した。その結果感じたのは、一種の青春映画だということである。主人公ケールの父の事故死からの立ち直り、隣人アシュリーとの恋愛話、アジア系の友人ロリーとの交友というありふれたものをごった煮にして、それに怪しい隣人の探索というサスペンスを放り込んだような映画になっている。アメリカでは意外と評価高いようだが、僕としてはそこまでの評価はしてはいない。出来は悪くないが、ちょっと途中が単調。まあ平均点ぐらいかなというのが実感である。僕の持っているDVDとプレイヤーの相性が悪いのか、レイヤーの切替画面でフリーズするという現象が起こったのも映画の集中力が切れてしまった一因かもしれない。
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