ジオンのキリシアはマ・クベの支配する鉱山の死守を図るために黒い三連星と呼ばれる歴戦の勇士と、新型モビルスーツ、ドムをマ・クベに送る。黒い三連星は早速ホワイト・ベースに攻撃を仕掛ける。それを防戦するガンキャノン、ガンタンクだったが、高速移動するドムの足は止められなかった。セイラはかつて無断でガンダムを操縦したことを認められ、新型のGアーマーのパイロットに選出されるが、操縦に不慣れで苦戦する。アムロはGアーマーからガンダムを分離し、黒い三連星と対峙する。
物語的には結構盛り上がる展開である。かつてレビル将軍を捕虜にしたという黒い三連星がドムで攻撃を仕掛ける様は、わくわくする何かがある。それを防戦するホワイト・ベースとアムロのガンダムとの戦いは、見ていて爽快感すら感じられる。しかし、この戦いでマチルダが戦死してしまい、アムロの淡い恋はあえなく消失してしまう。この辺は物語的にリュウに続いてそれなりに存在感のある人物を死亡させることで、戦争の残酷さを表しているように思う。
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