スガシカオ、窮状を訴える

音楽CDが売れなくなったといわれて久しいが、SMAPなどに曲を提供したことで知られる歌手のスガシカオが、その窮状を訴えている。CDが売れないと、利益が出ずにスタジオ盤の製作費もまかなえないということである。一方でデジタル配信があるのだが、こちらは旧態依然としたレコード会社との取り決めにより、ミュージシャンにはほとんど利益が入ってこないらしい。だからスガシカオは「CDを買ってほしい」と訴えかけているのだが、実際今の時代、気に入った曲以外の曲の発見を求めてアルバムを買う人も少ないのではないかと思う。僕なんかも固定アーティストのCDを買っているに過ぎない。どっちにしてもAAC 256kbpsにダウンコンバートしてしまうのであるが。そういう意味では、佐野元春はいい位置につけている様な気がする。自主レーベルで、配給だけ大手レコードメーカーと契約するという方式なので、デジタル配信でも利益がそれなりに出るようになっているのではないかと思う。そういうことをしていないスガシカオは厳しいだろうなと思う。いい曲書くミュージシャンなので、頑張ってほしいものだが。

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