レビューの詳細は、FOLLOWING(Blu-ray)/フォロウィング/輸入盤DVDで観た映画のレビューを参照のこと。ハリウッドのヒットメーカーとなったクリストファー・ノーラン監督のデビュー作である「フォロウィング」、この作品も結構ひねってあって、途中まで話が混乱させられっぱなしであった。実は冒頭の会話と、ラストの会話が繋がっていて、途中がバラバラな時系列でのストーリー表現をしているのであるが、それが理解できるのはラストになってから。そういう意味では注意深く見ていないと理解が難しい作品であると言える。でも、見終わった後、「もう一回見て、作品をより深く理解したい」と感じさせる内容ではある。今回鑑賞したのはアメリカの有名なレーベル、クライテリオン・コレクションなので、映像は監督の監修の下テレシネされている。音響は多分再上映された際に5.1chにリミックスされているのであろう音源と、オリジナルのモノラル音源が収録されていて、それはそれでなかなか面白い構図だと思う。特典として、短編映画が収録されていて、これが結構シュール。ノーラン監督の嗜好が現れていると思う。
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