あらすじ
星図にない無人の惑星を発見したエンタープライズは、軌道に入って調査しようとしていた。しかし、遮蔽された機雷にぶつかって、船の一部を破損してしまう。よくよく調べてみると、そこは機雷源で、ロミュランによって仕掛けられたものであることがわかる。しかもロミュラン船も遮蔽から姿を現し、エンタープライズに「直ちに立ち去るよう」警告する。しかし、エンタープライズには、機雷が1つ付着した状態だった。その機雷を取り除こうと、リードが起爆装置の解除を行うが、その過程で機雷のスパイクが船に密着し、かつリードの足をも貫き、リードは動けなくなる。そこでアーチャーがリードの救出と機雷の除去を遂行しようとする。
感想
エンタープライズでは多分初の登場になる、ロミュランとの接触を描いた話。ただし、メインはロミュランではなく、アーチャーとリードの艦長と部下との関係を描いた話である。リードが悲観主義者であることは、第1シーズンのタッカーと遭難する話でも描かれていたが、今回は、アーチャーの主義と、リードの主義がかみ合わないところから、次第に解決していく様を描いたものになっている。その話に絡めて、ロミュランの存在を静かに描いているのであるが、まだこの時代ではロミュランは敵ですらない、謎の種族なので、ストーリーも深追いはしていない。とりあえずロミュランと初接触したことだけが描かれている。
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