スター・トレック エンタープライズ 第32話「招かれざる訪問者」

あらすじ

燃料であるデューテリアムの備蓄がなくなったエンタープライズは、デューテリアムの採掘惑星を訪問し、作業者に分けてもらう交渉をする。しかし、作業者の顔色は良くなかった。交渉を重ねるうちに、わずかな量のデューテリアムの交換を引き出すが、そこにクリンゴンが現れる。その採掘惑星は、クリンゴンの支配下にあって、デューテリアムの大半をクリンゴンに持っていかれたのである。アーチャーはその事実を知って、クリンゴンを撃退しようと申し出るが、作業者は、かつてクリンゴンに反乱をした結果、仲間を失っていたことから、躊躇する。しかしアーチャーの粘り強い交渉の結果、クリンゴンに再度反乱を起こす決意をする。

感想

デューテリアムの採掘惑星における、作業者の生きる権利をアーチャーたちエンタープライズのメンバーが取り戻す戦いをするというスター・トレックらしい話。その敵対する相手がクリンゴンというものは、面白いと思う。どうもクリンゴンというと、新スター・トレック以降のイメージが強くて、連邦の仲間という感じを持ってしまうが、エンタープライズの時代はまだまだ敵対する相手だということが、改めて印象に残る話だと思う。その敵対するクリンゴンをどう撃退するかが、物語の肝で、作業者に犠牲が一人も出ずに、クリンゴンを撤退させたのは、見ていて気持ちいいものになっている。

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