スター・トレック エンタープライズ 第81話「コールド・ステーション」

あらすじ

スン博士と優生人類を見失ったアーチャーたちは、スン博士がかつて住んでいた星に向かっていた。そこで、優生人類の落ちこぼれ、スマイクと出会い、スン博士が何を狙っているかを知る。スン博士と優生人類は、彼らの有精卵が冷凍保存されているコールド・ステーション12に潜入し、さらなる優生人類を生み出すことを狙っていたのである。しかし、コールド・ステーション12にも情報が入ってきていたので、有精卵を保管してある部屋には入れないようセキュリティを上げていた。そのため、スン博士たちは、基地の研究員を死の危機にさらしてまで情報を得ようとしていた。そこにエンタープライズが来て、アーチャーたちは、スン博士を捕えるべく、秘密裏に活動する。しかし、失敗をしてしまい、最終的にスン博士たちは有精卵を手に入れて、再び逃走してしまう。

感想

優生人類の話とスン博士の話が噛み合った物語の中盤。なんと多分シリーズとしては初の3話連続になりそうな展開である。今エピソードでスン博士の企みが、自身の研究していた優生人類の拡大と、その発展にあることが見えてくる。ただ、目的のためになんでもするというのがスン博士の目的ではないようで、過激な行動をとる優生人類のマリックと、しばしば考えが異なり、衝突をしている様が見て取れる。次回、この二人の関係が大きな物語になりそうな予感がある。今エピソードでは、ドクター・フロックスの友人のドクター・ルーカスが初めて画面に登場する。これまで文通でしか登場しなかったルーカスが、画面に現れるのは意外である。それが物語に大きな影響を与えているというのも不思議である。

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