あらすじ
100年後の未来の平行世界から来たUSSデファイアントに乗り込んだアーチャーたちは、なんとか船を基地から離脱させ、ソリア人の攻撃をかわすことに成功する。デファイアントの整備を行い、突撃部隊に合流しようとするが、反乱軍の種族、ゴーンに邪魔をされ、船が動かなかった。アーチャーはゴーンを探し出し、彼を始末することで、失った部品を回収し、デファイアントの整備を完了させ、突撃部隊の応援をする。デファイアントの性能を過信したアーチャーは、自分が地球帝国の皇帝となって、帝国を支配しようと考え始める。それをホシが後押しする。危機感を感じたトゥポルは、仲間のバルカン人とともにフロックスを巻き込み、デファイアントの無力化を図るが、失敗に終わる。そして、意気揚々としていたアーチャーは、ホシに図られ、命を落とす。ホシが自分の手で皇帝になろうと目論んでいた。
感想
前話に引き続き、平行世界でのアーチャーたちの話を描いた面白い一編。艦名が異なるとはいえ、USSエンタープライズのブリッジ等を1960年代チックに見事に再現し、魅力を放っていると思う。一切本来の世界の話が出てこないのにもかかわらず、登場キャラが平行世界での性格を演じ分けているので、これまた面白い展開になっている。TOSで人気のゴーンがCGで再登場したり、アーチャーの成り上がり欲望が増大したり、と結構見所はあると思う。でも、最大の性格の変化は、ホシだと思う。結構性悪女で、普段の彼女とは思えない変化があって、重要ポイントである。
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