機動戦士ガンダムZZ 第46話「バイブレーション」

あらすじ

ネオ・ジオンを壊滅させるため、地球連邦もようやく艦隊を出撃させる。その指揮をブライトが取っていた。ブライトが出撃する前に、ブライトの元にセイラ・マスとリィナが現れる。セイラは、兄であるシャアの行方をブライトに尋ねるが、ブライトにはこの戦いでシャアの意思は感じられない、と話す。一方、戦場ではグレミー率いるニュータイプ部隊と、キャラの部隊との戦いが続いていた。そこにジュドーが参戦し、グレミー配下のラカンを撃墜する。そして、プルツーは、戦死したエルピー・プルの意思のために精神に混乱をきたしていた。グレミーはプルツーを正気に戻そうと、モビルスーツに乗り込み、プルツーと共に戦う。それを見たルーやエルは、ガンダムチームで対抗するが、ピンチを迎える。そこにジュドーが現れ、プルツーの精神を正気に戻させる。そして、隙を見せたグレミーをルーはZガンダムでモビルスーツごと破壊する。

感想

物語冒頭でセイラさんが登場し、ブライトとシャアの行方について会話を交わすというのが意味深である。これは、映画版の「逆襲のシャア」につながる前フリかな、と思ったりするが、セイラさんはガンダムキャラの中でも人気高いので、ファンサービスとも言える。一方で物語の本筋では、次第にネオ・ジオン側だけに関係するが、登場キャラが次々と戦死し、物語が収束していく様子がうかがえる。歴戦の戦士であったラカンに始まり、グレミーも今エピソードで、姿を消す。ただ、幸いなのは、グレミーが戦死させられるのが、グレミーが気があったルーの手によるところにあって、二人の関係が一応終結している点で、キチンとした終わり方をしていると思う。プルツーは、最終的に生き残るのか、まだ不明だが、エルピー・プルの意志によって、正気を取り戻しつつあるように思う。

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