レビューの詳細は、KUBO AND THE TWO STRINGS(Blu-ray 3D)/KUBO/クボ 二つの弦の秘密/輸入盤DVDで観た映画のレビューを参照のこと。ストップモーションアニメで高い評価を得ているライカ社の最新作が、この「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」なのだが、この新作は、なんと日本を舞台にしている不思議な映画になっている。音楽自体に三味線を使っているし、折り紙がフィーチャーされていたり、墓参りと灯籠流しも大きな意味を持っているし、アジアではなくて、日本というのを強く意識させる映画である。物語は、片目を失っている少年クボが、彼を狙う祖父の攻撃をかわしながら、魂の浄化を図るという話で、ラストは意外な展開で、なかなか面白い出来になっていると思う。残念ながら、アメリカ公開時には興行収入が制作費を下回り、日本に至っては一時期公開未定状態という不遇の扱いを受けている作品だが、日本でも11月下旬に公開決定したようなので、映画ファンは見ておいても損のない出来であると感想を述べておく。
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