佐野元春 & THE COYOTE BAND「ソウルボーイへの伝言 2019」を見ての感想

10月から始まった佐野元春 & THE COYOTE BANDの全国CLUB CIRCUIT TOUR「ソウルボーイへの伝言 2019」、その九州唯一のライブ会場であった大分T.O.P.S Bitts HALLでの公演をつい先ほど見てきたところである。今回のツアーは、ファンクラブ先行チケット予約では熊本公演を申し込んでいたのだが、プロモーターの手違いにより熊本公演が中止になってしまい、やむなくプレイガイドでの一般発売でチケットを取ったという経緯がある。一般発売なのでチケットの整理番号は後方の方で、ステージは見づらかった。しかし、10月のツアー開始からネットの情報を意識して触れないようにしてきたので、セットリストはほとんど知らず、新鮮な気持ちでライブに臨むことができた。本来ならば、ツアー最終公演であったはずなのでセットリストをバラしてもいいのだが、ツアー初日のクラブチッタ川崎のライブが台風による延期でツアーファイナルになってしまったのと、僕の持つ別のサイトでレビューを書くのでそちらに譲るとして、THE COYOTE BANDの演奏力が上がっていると感じるライブだった。アンコールも入れても2時間に満たないライブだったが、新曲もあり、めずらしい80年代の曲もあり、バラエティに富んでいると言える。来年デビュー40周年を迎える佐野元春だが、そのアクティビティに期待を持たせるライブであったと言える。ただ、少しハウリングが多かったのは残念。9年ぶりの大分公演だが、福岡から遠征して良かったと言えるライブだった。

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