新日本製薬 presents SONGS & FRIENDS 佐野元春 「Café Bohemia」の感想

佐野元春のデビュー40周年を記念したわけではないだろうが、衛星放送のWOWOWが主催する新日本製薬 Presents SONGS & FRIENDS 佐野元春 「Café Bohemia」のライブが、今晩、東京・渋谷のLINE CUBE SHIBUYAで開催された。いつも佐野元春のライブだと、セットリストがライブ終演後に掲示板に表示され、ファンが写真を撮って思い出にすることができるのだが、今回、セットリストの掲示はなかった。なのでここでセットリストは書けないのだが、かつて開催された「SOMEDAY」再現ライブや、「VISITORS」再現ライブと比較すると、かなり装いが違う。「Café Bohemia」からの曲はイントロダクションとか、インタールードとかを除けば全曲演奏されたのだが、アルバム通りの演奏ではないし、様々なゲストが「Café Bohemia」からの曲と、自分が選曲した佐野元春の曲を演奏するという形式になっているので、再現ライブ+THISという感じのライブになっている。特に印象に残っているのは、RHYMESTERのラップによる「コンプリケーション・シェイクダウン」で、まさにラップになっていた。ラストの締めの部分では佐野元春がリードボーカルを取り、「99ブルース」、「インディビジュアリスト」、「ヤングブラッズ」が演奏されたのも、印象深いところである。アンコールは全員登場で「約束の橋」を歌うという盛り上がりぶりで、いい感じのライブであった。2時間半のライブがいい感じで進んでいて、東京遠征が良かったと思えるライブであった。2020/3/28にはWOWOWでこの模様が放映されるので、ライブに来れなかった人も、その雰囲気は感じられるのではないかと思う。

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