ドキュメンタリー「<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事」(Blu-ray)

 先日、ホームシアターで鑑賞した「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の特装限定版Blu-rayだが、その特典ディスクに入っていたドキュメンタリー映画が、「<片隅>たちと生きる 監督・片渕須直の仕事」である。内容は「この世界の片隅に」公開後、製作が始まった「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の制作現場を通して、片渕須直監督がどういう人物なのかを解き明かしていく内容になっている。このドキュメンタリーは「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の公開前に一部劇場で劇場公開され、その後はデジタル配信で公開されていたものである。それがBlu-rayの特典映像として入っているのは、実に素晴らしい。片渕監督の誠実かつ細かいところまで意識する作業体制は、映画の完成度に貢献していると思うし、また、片渕監督だけでなく、彼を取り巻く様々な人々にもフォーカスを当て、片渕監督を浮かび上がらせる描き方は、なかなか興味深い内容になっている。熱烈ファンの水口マネージャーって誰だよ、と思っていたが、このドキュメンタリーを見て、ようやく理解できた。また、地方の映画館での熱狂ぶりも映画の魅力を伝えるものになっている。あくまで、「この世界の片隅に」を見た観客で、「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」を見て、印象に残っている人が見る内容ではあるが、それは期待を裏切らない出来になっている。

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