佐野元春ライブ「SAVE IT FOR A SUNNY DAY」京都公演を見ての感想

今晩、京都のロームシアター京都(旧京都会館)で、佐野元春 & THE COYOTE BANDの東名阪+横浜、京都のツアー「SAVE IT FOR A SUNNY DAY」が開催された。僕個人は福岡在住なので、京都への遠征は新型コロナウイルス感染のリスクが高まる可能性があるということで、心配していたのであるが、新幹線も福岡の地下鉄も空いていて、ロームシアター京都へのバスも途中換気するなど配慮がされていたので、多分大丈夫だと思う。新型コロナウイルス蔓延下のライブということで、チケットがホールの定員の半分以下しか売れないため、自分の席の左右隣は空席という状態だったが、それでも見た目には結構観客が入っていたように思う。で、肝心のライブだが、やはり新型コロナウイルスの影響下にあるライブということで、佐野元春デビュー40周年を祝うライブではなかった。THE COYOTE BANDとレコーディングする用になってからの曲がほとんどで、それも結構メッセージ性のある曲が多かったように思う。ライブは換気のために2部構成になっていたが、後半は新曲もオンパレードで素晴らしいライブになっていた。12月なので、季節柄の曲が聴けるかなと思ったら、THE COYOTE BANDで作られた曲の方が演奏されていて、これはこれで良かったと思う。観客も全員マスクをし、声援もなし、拍手だけという妙なライブでは有ったが、これはこれで悪くないと思った。佐野元春デビュー40周年を記念するライブはことごとく消えていったが、今回のライブは、新型コロナウイルス蔓延下の状況でどこまで歌が有効かを観客にも問うライブだったように思う。

コメント

タイトルとURLをコピーしました