このブログで10月下旬以降、しばしば沖縄を活動のフィールドにしているやちむん刺激茄子についての記事を書いている。単に「一生売れない心の準備はできてるか」という映画でその楽曲性にハマってしまったからなのだが、今まで見たライブといえば、映画「一生売れない心の準備はできてるか」と、その上映会についてきたミニライブのみ。やちむんのCDを書いたくて、バンドリーダーの奈須重樹さんにCDの在庫を聞いた時に、「よかったらライブ見にきてください」と言われ、「うーん、行きたいが、沖縄の那覇は遠いんだよね」と思ったことを覚えている。
そのやちむん刺激茄子の毎月定例のライブが18日の夜に那覇の「サウンドエムズ」というバーで開催された。僕は、Facebookで開催の告知を知ったのだが、その時はライブ開催の案内だけで、まさかYouTubeによるインターネット配信も同時に行うとは知らなかった。
19日、つまり今日の午前中、病院への通院で待合室で診察を待っていた時に、iPhoneでネットを見ていたら、やちむん刺激茄子の昨日のライブがインターネット配信も行っていたことを知った。しかも無料配信。投げ銭もありとはあった。で、病院の待合室で、色々調べると、YouTubeの配信はライブだけでなく、アーカイヴもあるということがわかった。それで、病院の通院が終わり、自宅に戻ってきて、昼食を食べた後、MacBook ProとHomePod miniを立ち上げ、やちむん刺激茄子のライブ配信を午後じっくりと鑑賞した。
じっくりとは言ったものの、ライブの雰囲気はとても軽い。軽いというかゆるい。真剣に見る感じではなく、見流していてもいい感じであった。それでも、二部構成で、僕が知らない曲も結構多く演奏するので、新鮮味はあった。奈須重樹さんは腰が低くて、一曲演奏するごとに「ありがとうございました」とお礼は言うし、楽曲は結構ロック調だしで、楽しいライブを自宅で楽しめる状態になっていた。
残念なことにライブ会場の観客はとても少ないのだが、それでも前向きに楽曲を演奏し、歌う奈須重樹さんの姿勢には感心するものがある。楽しんで音楽に取り組む姿勢には共感できるものがある。
次に沖縄・那覇に行けるのがいつになるのかわからないし、行けたとしてやちむん刺激茄子のライブとタイミングが合うかわからないのだが、行けたら生ライブは一回見てみたいなと思わせるものはあったと思う。
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